優遇金利(ゆうぐうきんり)
優遇金利(ゆうぐうきんり)とは信用度が高い、長年取引をしているなどの理由で通常より有利な金利で融資が受けられる場合があり、その金利のことをいいます。
対語は店頭金利で、こちらは看板やチラシに書かれている通常の金利のことです。
カードローンを利用する場合、最初の借り入れはチラシに書いてあるとおりの金利で、18%から25%なんて書いてあると一番高い25%が適用になったりします。
しかし期限どおりに返済しその後もトラブル無く利用していると、徐々に借り入れの際の金利が安くなっていく場合があり、時にはチラシに書いてある最低金利以下で貸してくれるようになることもあります。
これが、まさに優遇金利です。
店側とお客の信頼関係が深まって優遇金利が使えるようになる場合だけではなくて、キャンペーン期間中につき特別低金利なんていう場合もやっぱり優遇金利といえます。
住宅ローンなど長期のローンの場合一定期間について優遇金利を適用なんてこともあります。
これは客寄せが狙いだったりするので最初の極短期間だけ金利がすごーく安いということもあります。
この場合にはよく気をつけないと総返済額は他の銀行から借りた方が少なくて済んだなんてことにもなりかねないです。
銀行の場合、給与の振り込み口座として利用する、クレジットカードを作る、公共料金の引落に利用するなど、銀行とつきあいが深いことが優遇金利にしてもらう条件となる場合もあります。
消費者金融の場合も確実に返済してくれるのが最もよいお客なので、そういうお客とは金利をサービスしてでも長く付き合いたいものなのです。